社内勉強会の意義に悩む

次回の社内勉強会のお知らせが流れた。正直なところ、ここ最近、社内勉強会に対するモチベーションがあがらない。社内勉強会の言いだしっぺである私がこんなことを言っていいのか、悩んだのだけど、なぜかブログに吐露すると考えが整理されたりするので敢えて書こうと思う。取り留めの無いネガティブ文章になりそうであることをお許し願いたい。


たしか最初はこんな感じの志を持って、社内勉強会を始める決心をしたはずだ。

  • スキルがあがって、結果的に残業が少なくなること
  • 色んな技術、新しい技術に対するわくわく感があること
  • 仕事に対する楽しみや好奇心が生まれること

しかし、そもそものモチベーションが高い人たちのみに参加者が固定されてしまい、本来の想定ターゲットであった残業地獄から抜け出させたい人たちは参加できない/しないという状況で、本当にやる価値があるのか、ということに疑問を抱くようになってしまった。また、参加者を増やすにはどうすればいいか?と考えたときに、「参加者集めに悩むよりも、まずは固定の参加者が楽しくやって成果を出せばいいのではないか?」と「でもやっぱり参加者が少ないと盛り上がらない」という思いがあり、葛藤している。


まずは、「なぜ参加しようと思わないか?」ということを、参加しない人たちに聞いてはっきりさせるべきなのだろうか。

参加しない理由(予想)

  • 発表内容が魅力的でない
  • 参加すると、発表させられるのではないかと思っている(忙しい、プライベートの時間を使いたくない、自分に発表できることは無い)
  • 休日にまで仕事の話をしたくない

中学校のとき、「(他のクラスに比べ)このクラスの授業が活発にならない理由の一因は、クラス内のトップレベルの人が活発に発言しないからだ」と、当時の英語の先生に指摘されたことがある。技術的にへなちょこな私がやるべきで無かったのではないか。スキルの底上げをはかって残業を減らそうなんてのは、押し付けの正義ってヤツではないのかと思えてきた。しかしながら「止める」のも負けだと思っている節があり、言い出せずに居る。誰かに「もう止めようか」と言ってもらえれば、止める意思はありますよっと。


このまま継続していくなら、もっと手を動かすことをしたいと考えている。それは「福島へなちょこJava勉強会(仮)構想」にも書いた通りなのだけど、コードを書いてわいわい議論するってことをやりたい。セミナー型ではなく、もっと参加者を巻き込める形をとりたい。


そうは書いたものの、やっぱり自分が外部の勉強会に参加すれば済む話なんだよな、と思ってしまうのだ。